ＡＣＳＹＳＵＮ（アクシスアン）漢方アドバイザー日記

2007年12月24日　2回目　漢方相談

服用して約２週間が経過。

胃の痛み、イライラ、つかえた感じ、不眠の症状が少しではあるが落ち着いてきたとのこと。疲れやすさは変わらないが、一緒に起きていた　めまいふらつきがなくなっている。
その一方、熱感、汗はなお続いていて　咽の腫れもひどい様子、口内炎もできている。これはまだまだ体内に熱がこもっている状態で、熱の邪気におかされているために起きています。

引き続き同じ漢方（漢方薬）と、熱を冷まし　炎症をとって体に潤いを与える漢方（漢方薬）をプラスしました。まずは体にひどく溜まった熱を取り除き正常なバランスへ近づけるために。

2008年1月19日　3回目　漢方相談

年末に風邪をひき具合が悪かった為　その間はしばらく漢方（漢方薬）をお休みし　その後服用再開。

熱感は夕方に出るが前より落ち着いてきている。（以前は朝起きた時から辛かった）胃の不調も感じなくなりつつあるということ。　これはとても良かったです。
体調が悪いときや、仕事が立て込み疲れた時など　変な汗をかいたり、寒いにも関わらず汗だけは沢山かくということがあるとのこと。これはストレスも関係していると考えられる。続くようであれば「気」を補う漢方（漢方薬）を検討。

2007年12月8日　初回　漢方相談　（30代　女性）　

さまざまな症状を抱えてのご来店。
昨年夏に風邪をひき、その後咳だけが残っている。それ以前から変な咳が続いていたが、病院の検査では異常なし。針治療に通っている。
咳は治ったが、熱感がとれず微熱が続いている状態。
その他にも下記症状。
・胃の痛みが常にあり、食べ物が消化されにくく食べ物がずっと残っている感覚。胃の調子が良いことがない！と言われるほど常に不快。
・疲れやすく、疲れるとめまいふらつきが起こる。寝汗あり。口内炎もできる。
・風邪をひきやすく、咽の腫れ有り。鼻炎もあり花粉症。
・１週間に２，３回は夜中に目が覚めトイレに起きる。
・下痢気味、お肉を食べると下痢をしてしまう。のどに何かがつっかえている感覚あり。
・そして時々ではあるが、腰痛、足のむくみ、耳鳴り。生理痛もあり。
・精神面では、些細なことでイライラすることがあるとのこと。

いずれの症状も‘病気’ではありませんが辛くて不快な症状ですね。これらはどれも独立した症状のようで、そうではなく関連性があることがカウンセリングで分かりました。
そこで、ご本人ともじっくり話し合い、その原因の中でも優先的に取り組んだほうが良いものから改善し体調を整えていくことになりました。

まず第一！この方で重要なのは中医学で言う「脾」を立て直すことでした。脾とは、消化器系のことを指します。飲食物の消化吸収を行い、必要な栄養を全身に運ぶ、出血のコントロールを行う役割を持つところ。消化は上手く出来ないのに、食べ物、飲み物はどんどん入ってきてしまう！…という状態ですね。これで身体に余分な熱と水分が溜まってしまい、「脾」に大きく影響を及ぼしている為、胃の痛み、消化不良、口内炎、つっかえた感じといった症状が出ます。

食事での栄養（潤い）が十分に身体に行き届かなければ、疲れがとれない、疲労感、風邪をひきやすいといった悪循環も引き起し「気」も不足します。気とは、すべての基本となるもの。外からの邪気に対抗する免疫力にも関係します。血流、精神安定にも不可欠なものです。

今回お勧めした漢方（漢方薬）は、まず熱を抑え胃腸の働きを改善するもの。そして、消化を助ける健康茶。次に、身体に必要な潤いと「気」を補い、倦怠感にも効果のある漢方（漢方薬）。この３種類で様子をみながら症状の改善に取り組みます。

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＜大阪　漢方相談会＞

平成18年2月26日初回　漢方相談会にて
18歳の時から下痢が始まる。
生理時に下痢になり止まらない。
朝が起きれない。とても冷えている、冷え性だ。
低温期は35.4-35.6という低体温。
3年前　乳腺のしこりがみつかりガンだと分かる。
25歳にして乳癌。辛かっただろうと思いながら話を伺う。

頭がぼやーっとして集中力が低下する。健忘がある。
下痢がずっと止まらない。
午前中は昼間になるまで食欲が全く無し（食欲不振）ぼーっとしたままやっと昼から動けるようになる。雨の日はだるくなりやすい。頭が膜をはったみたいでぼっとする。
お風呂にはいると息苦しく出るとふらふらとめまいがする。
胃もたれしやすく脂物は食べられない。午前中に　ため息　が出る。生理前にイライラする。
唇ががさがさする。胃内停水（胃の中がぽちゃぽちゃする。）口はからからで渇く。
寒くなると背中がぞくぞくする。

話しているうちに体調が悪すぎて自信をなくして、自分のこの状態が情けないと涙ぐむ。

「体には陰と陽があり、このバランスが整っていると健康でいられます。お話を聞いていると陽が不足しているようです。陽が不足すると体の動力が低下し冷えます。実際に低体温なので動力は不足気味です。お腹が冷えると下痢をするし、動力が不足すれば午前中動けなくなりますし冷えには特に敏感で体調が極端に悪くなります。ひえから来ている下痢ですね。体が温かくなれば午前中から動けるようになりますし体温が上がってくれば前向きに色々考えることも出来るようになると思います。＾＾」とお話をした。

まずは胃腸から整えましょうということで、下痢を温めてとめる漢方（漢方薬）と胃腸の働きを良くする漢方（漢方薬）で対応することに。

3月1日漢方（漢方薬）の服用を開始する。
3月1日から生理が始まる。
3月2日水様便から形が出てきた。
3月3日整腸剤を服用して3月4日に下痢が止まった。

3月10日。水様便は全く無くなった。腹痛もなく排便痛もなくなった。
起きるのにかかる時間も45分から25分になった。

動きやすく服も早く着れるようになった。

3月19日
左側　胃がごぼごぼっと音がする回数が減った。
トイレの回数が増えて尿量が増加した。
温度はまだ低い。2時間で疲れていたが長く楽しめるようになった。
唇の色がどす黒いのが改善。体重はまだ増えていないがしんどくはない。

4月2日
舌の瘀斑の数が一個減った。
顔色良くなってきた。

4月30日
体温が上がってきて低体温が改善。
36.4になった。以前は夕方から元気になってきていたが午前中11時ごろから元気になってきた。

6月11日
低体温は改善して継続しているようだ。
体温は36.6-36.7で落ち着いてきている。
お風呂に入ると息苦しくなるのは無くなった。
立ちくらみも無くなった。

集中力もアップ。健忘も改善。

7月9日
下痢止め飲まなくなった。
電車も楽になった。芯からあたたまる感じがする。

電車が楽になったって何のこと？と皆さん思われるかも知れませんね。
彼女は、お腹が冷えすぎてしまい、電車のクーラーに耐えられずずっと電車に乗っていることが出来ず、一駅乗って辛くなると途中で下車して体を温めてそれからまた電車に乗るという生活を送っていました。ファミリーレストランもクーラーがあるため冷えてしまい、また食べると下痢をするため友人との会食にも自分は暖かい飲み物を少しづつ飲んで食べ物を食べるのを我慢する日々でした。

彼女の体験談がこちらです。
http://www.acsysun.co.jp/counseling/taikendan/t_kahanshin25-17.html

そのままずっと同様の漢方（漢方薬）継続

久しぶりに　漢方相談　へ

平成19年5月6日　大阪漢方相談会
下痢はしなくなった。
朝　ぼっとしんどかったのも大分楽。
去年と比べると集中力アップ。午前中だいぶ違う。

1年以上漢方（漢方薬）を継続して来て、去年2月に話をしながら、午前中から体が動かず朝起きれないなんて、私は怠け病なのか。。と悩み、体調が悪い家族がいないため、自分の体の不調をなかなか理解してくれない辛さを訴えて涙をぽろぽろとこぼしていた時と大分違う表情を見て本当にご縁があってよかったなと感じた。

あなたの、先生のお陰で人生が前向きに考えられるようになってきたことも驚いていますと。
との手紙を頂いて嬉しかったよ。
そのお手紙、私は今でも大事に持っています。＾＾

これからもっと、もっと、まだまだ元気になるよ。
楽しみにしていてね。

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