4月13日 自律神経失調症
<青山 漢方相談会にて>
2007年4月13日漢方相談 初回。
朝起きた時「頭がぼーっとする」「めまい」少し欝っぽく「便秘」「腰痛」「疲労感」「不眠(必ず夢を見る)」「口が苦い」
「胃もたれ」病院へ行く。内外科的検査では特に重い異常なし。自律神経失調症による機能障害ではないかと言われる。
自律神経失調症の場合、様々な不定愁訴を抱えているケースがほとんどである。
その不定愁訴全部に対応するとなると沢山の予算がかかるため、一つ一つ対応していくことをお話する。
「一番辛い順番に3つあげてみてください。」
「1・・・腰痛 2・・胃のもたれ 3・・頭がぼーとする」
「分かりました。^^」
集中力がなく、頭がぼーっとする。寝汗をかく時があるが昼間の汗はかかない。胃もたれは油物を食べると胃もたれする。イライラしたと思ったら、悲しくなったり、気分にアップダウンがある。アルコール性肝機能障害があるためアルコールを控えたら不眠になった。下痢軟便を繰り返している。わっと食べると便秘になる。
朝の吐き気はない。便器にべとーっとくっつくような軟便である。
ストレスがあるとそわそわと落ち着きがなくなることがある。
腰痛で辛い。正座したくなるほど足がだるい。寒くなったり熱くなったり温度調節がうまくいかないようだ。
顔が真っ赤になり目も赤い(充血)。
セルフで漢方を選んでみたが、反応がないため相談できるところをインターネットで探して来店。
西洋薬との併用で漢方(漢方薬)の服用をすることに。
夜から朝方にかけて仕事をしているため、精力が不足している。夜に起きていると体の冷却水が減ってきて体に熱がこもりやすくなる。お酒を飲んでもいないのに顔が赤いのが嫌だとご本人が気にされていたが、体の冷却水が不足するとすぐオーバーヒートを起こすため、顔が赤くなる。また落ち着きがなくなるそわそわするなどの症状が出てくる。というお話をした。
腰痛は「腎」不眠は「心」ということで心と腎のバランスを整える漢方(漢方薬)で対応することに。
胃もたれについては、軟便対策をしながら胃の痞え感が改善する漢方(漢方薬)があるのでそれで対応することに。
「それといいづらいのですが、夜中に起きていると漢方(漢方薬)が効かないのです。昼間の仕事に変更することは出来ますか?」
「はい。それはホームページにも早く寝ることって書いてあるので今日お話聞いても良くわかりましたので今日から勤務変えますから大丈夫です。本当に今体調辛いんです。毎日だるくて調子が悪くて。思うと随分前からなんとなく調子が悪い感じがあったのですが、ちょっとづつちょっとづつ悪化してきたように思います。何とか元気になれるように通いますから、よろしくお願いします。^^」
「自律神経失調症の場合、様々な症状を抱えています。全部の不快な症状をいっぺんに改善!もうすっきり!というわけには行きません。少しづつ少しづつやっていきましょう。」
「今日、漢方で自分の体調の悪さを漢方的に教えていただいて納得出来ました。良かったです。」
検査にでない不定愁訴は中医学的な解説がとてもしっくりくる。喜んでいただいて嬉しい。
2週間分の漢方(漢方薬)で様子をみることにした。今月末に来店予定。
セルフで漢方(漢方薬)を購入して効果なしだった。ということなので、薬の内容を見てみると、顔が真っ赤で目も真っ赤で充血している熱証に属するこの方が選んだ漢方(漢方薬)は、体を温める漢方(漢方薬)だった。「この漢方(漢方薬)はきっと腰痛ということでお選びになったのだと思いますが、温める漢方(漢方薬)なので更にのぼせて顔が赤くなってしまいますよ。」とお話する。
漢方(漢方薬)のセルフメディケーションの難しさを痛感した。
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