４月１２日 排卵痛 月経痛
＜青山漢方相談会にて＞
漢方相談初回は２００６年１２月２４日。
排卵痛（排卵から生理になるまでずっと痛い。ＰＭＳ（月経前緊張症候群）でご相談。）
と生理痛。ここ数年排卵痛がひどいが痛くなり始めたのは６年前から。
左の腰あたりから激痛が走る。ずきんずきんとなる。波がありしくしく痛いからずきんずきんと激痛が５分間続く。
痛み止めは全く効かない。生理痛がひどく腰重だるい。原因が分からず困っている。
生理痛は痛み止めが効くが、排卵痛は痛み止めが全く効かない。
子供も欲しいと思っている漢方（漢方薬）で改善できないか漢方相談に。
２００７年１月２６日より引き継ぐ。
排卵痛の様子を改めて詳しく伺う。排卵日から痛くなる。ころげまわるくらい痛くなりロキソニンが効かない。
１日５から６回来る。生理中お腹をこわす。のぼせ感あり。足のつまさき冷える。
冷えたい策と血液循環を良くる漢方（漢方薬）で対応する。
排卵痛がかなり酷い状態で痛み止めも効かないので早く改善してあげたいと思いこまめに来店していただき様子を見る事にした。
２００７年２月１２日
２月７日より排卵痛が始まる。
相変わらず凄く痛い。夜中に２回痛くて目が覚めた。偏頭痛が酷い。偏頭痛が酷くなりこんなに酷くなったのが去年１年くらい。足のつま先の冷えは改善した。
冷えが改善しているのに痛いということは冷え対策の漢方（漢方薬）では反応しないということを意味している。
今日は舌苔が別人になっている。風邪を引いているとはいえ真っ赤である。
舌苔が黄膩（黄色い苔がべっとりついている）舌先が赤い偏頭痛があるということで、熱対応の漢方（漢方薬）で様子を見る事に１０日分で次回１０日後に来店いただくことにした。
２００７年２月２３日
舌苔の黄膩（黄色い苔がべっとりついている）のが取れた。舌先は変わらず赤い。
今回の排卵痛は呼吸困難になるくらい痛くなることは無かった。毎回痛くて一度は呼吸困難になっていたのでそれが今回は無かった。偏頭痛はすぐに無くなった。
本人は足先が冷えるという事だったが、原因は熱から来る痛みだったのか。。。まだ半信半疑。
２月１９日に生理予定 ３月５日に排卵予定。
２００７年３月１５日
排卵痛については先月のほうが調子が良いようだ。強い痛みの回数が増えた。偏頭痛は今のところない。
今回の生理痛は薬のまなくても大丈夫だった。
前回はその前に血液さらさらにする商品を出したが排卵痛について伺うと「すごく痛い」ということなので反応していないのかとカットしたのだが先月のほうが良かったとなると、血液さらさらにする商品を再度復活してみる。
このことで、痛い痛いとはいいながら、比べてみると前々回のほうが良かったという微妙な差はあるようだ。
これは細かく把握しないと漢方（漢方薬）の方向性が決まらない。
話をすることにした。
痛いのは分かった。痛み止めのロキソニンが効かない排卵痛を漢方（漢方薬）を飲んでその場ですぐに痛くなくなるということは無いし改善までには数ヶ月を要すだろうけれども、痛い痛いと痛みを訴えるだけでは漢方（漢方薬）を選びにくい。痛いとはいっても痛みの度合いは前回と比べてどうだったのか。痛む期間は？痛んだ時間は？痛んだ回数は？細かい状況を知りたい。細かい痛みの状況を把握できれば漢方（漢方薬）を選ぶヒントになるから。と伝えた。排卵痛の痛みの手帳をつけることを約束してくれた。
２０００７年３月２３日
３月１５日に来た生理痛は全くなかった。
生理になったのか？というくらい分からないほどだった。
やはり、熱を冷ます漢方（漢方薬）で結果が出ている。この方向性で行こう！と感触がつかめたように思った。
２００７年４月１２日
今回の生理痛は全く痛くない（生理痛痛くないのは２回続けて）痛み止めは飲んでいない。
排卵痛の痛み手帳を見ながら報告をしていただく。★５で５段階評価。うんナイスアイデア！
排卵痛はあるけれど、今まであるようなマックスの痛みは今回は無かった。
排卵日からの１週間は以前より痛みが楽になった。とのこと。たしかに排卵してからの１週間は★一つから★３つほどが多い。この方向性でいくが、排卵痛があるときは更に熱を冷ます漢方（漢方薬）を飲むように１つプラスをご提案お求め頂く。
少しづつだが前進している。排卵痛の原因もほぼつかめてきた。方向性が決まってよかったと一安心。
着実に前進している、ご本人もマックス痛いのが減って生理痛も全く痛くないとのことなので自信がついたようだ。
これがうまく効いてくれるといいなと祈りながらお見送りする。