疲れがとれない⑦
2008年11月9日 12回目 漢方相談
初回漢方相談から約1年半が経過しました。
だるさ・疲れがとれない・生理前後、生理中の頭痛などの悩みを抱えてご来店いただき、漢方相談を重ねるごとにそれらの症状の多くは少しずつ改善へ向かってきました。
先天の精(持って生まれた精力・基礎体力など)が少なかったため、それを補うまでに少し時間が必要でした。
今はそれも随分と改善されましたが、生活リズムなどから新たな悩みも出てきています。そのため、今回は初回相談時に行う‘基本事項’について再度細かくカウンセリングを行いお体の状態の見直しを実施しました。
※日記のタイトル「疲れがとれない」は、本来であれば現状の悩み・症状へ変更したほうが良いかもしれませんが同じお客様の日記ですので、継続が分かるようにあえてこのタイトルのままにしています※
胸のあたりが緊張している感じで息苦しい、息を吸っても空気が入ってきていないような感じ。つっかえたような感じはない。耳がつまったような感覚で違和感あり。(⇒これらは以前も訴えあり)
便秘がちになってしまい、トイレも近い(尿が近い感じがする)。朝方にトイレに起きるものの、ぐっすり寝た感覚はある。寝つきもよい。
そわそわ感や健忘(軽度の物忘れ)、足のむくみ時々あり。
目の乾燥(ドライアイ)が辛く頭痛に繋がっている感じ。パソコンの画面を長く見たときなどは肩凝りや首の凝りが起こる。
まず、漢方の視点から簡潔に説明すると、『胸の緊張感・そわそわ感・健忘』は、心(火)がつかさどり、 『耳の違和感・呼吸が浅い・尿が近い・むくみ』は、腎(水)がつかさどっています。
(耳の違和感でもキーンという耳鳴り、高音は ⇒‘肝’。)
体のなかで、火と水のバランスが崩れ 火 > 水 の状態になっているため上記のような症状が出てしまっていると考えます。
まずはこれらを正常なバランスへ戻すための漢方(漢方薬)をお勧め。そして、ドライアイ・頭痛・肩凝り、首の凝りを改善する漢方(漢方薬)をお出しします。
まだ心配が残るという疲れ・だるさについては、漢方(漢方薬)ではなく、食事で不足しがちなミネラル等を補うサプリメントを提案し、飲んでいただくことになりました。ミネラル、たんぱく質、ビタミンは心身のバランスを保つうえでとても重要な栄養素です。お勧めサプリ、お食事の2本柱でしっかり補っていきます。
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